県道65号崩落事案について(平荘町小畑)

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■ 概要

本件は、平荘町小畑に位置する県道65号(神戸加古川姫路線)において発生した崩落事案であり、ため池(赤坂上池)を横断する堤防道路において確認されたものです。

■ 経緯

令和8年2月26日、当該箇所において路面の亀裂が確認され、安全確保のため直ちに迂回誘導が実施されました。

現地確認の結果、ため池の管理状況や排水機能の不備が影響している可能性が指摘されています。

具体的には、余水吐(余水バケ)は存在していたものの、樋門は約60年間使用されておらず、開閉機能が失われている状態でした。また、池の「かいぼり(底干し)」も長期間実施されておらず、池底の土壌が著しく悪化していたことが確認されています。

■ 現在の対応状況

上池から下池への排水はすでに完了
・現在、地盤が緩んでいる上池周辺において、地盤改良(セメント改良)を実施中

■ 今後の対応(スケジュール)

・来週から再来週にかけて、地盤改良工事を継続
・同時期に土嚢の積み上げを実施
・その後、仮設道路を設置し、片側交互通行による通行確保を予定

■ 構造的背景

当該道路は、ため池を横断する堤防上に整備された道路(橋梁ではない)であり、構造上、地盤や水位の影響を受けやすい特徴があります。

また、歩道が池や河川側へ張り出す「組立歩道」を有する県道は、市内に複数存在しており、同様のリスクを内在しています。

■ 類似箇所(参考)

組立歩道を有する県道(市内5箇所)

・県道383号(八幡別府線)今池周辺(野口町北野)
・県道515号(小原宝殿停車場線)(志方町志方)
県道65号(神戸加古川姫路線)赤坂上池横断(平荘町小畑)
・県道65号(神戸加古川姫路線)大池周辺(志方町原)
・県道79号(高砂加古川加西線)西川沿い(東神吉町升田)

ため池を横断する堤防道路(県道・橋梁以外)

・県道43号(高砂北条線)大池横断(西神吉町宮前)
県道65号(神戸加古川姫路線)赤坂上池横断(平荘町小畑)

市道(ため池横断)

・新池横断道路(志方町大澤)
・西神吉町西村
・平荘町内

■ まとめ

今回の崩落は、ため池管理の長期的な未整備、排水機能の不全、地盤の劣化などが複合的に影響した可能性があります。

今後は、復旧工事の着実な推進とあわせて、同様の構造を有する道路・ため池周辺の総点検および予防保全対策を進めることが、市民の安全確保に向けて重要となります。

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