加古川市では、学校給食における食物アレルギー対応として、就学時健診の段階から保護者への確認を行い、給食対応を希望する場合は個別対応が進められています。
■ アレルギー対応の流れ
給食対応を希望する場合、学校では毎月の献立表をもとに保護者と個別面談・相談を実施しています。
必要に応じて、原材料表も配布されており、教室内にも**「アレルギー連絡用献立表」**を掲示し、誤食防止に努めています。
■ 登録者数と配慮対象者
診断書を伴う正式な登録者は、県への報告対象となっており、
- 小学校:268人
- 中学校:127人
- 合計:396人
となっています。
一方で、診断書提出までは至っていないものの、保護者からの申し出により配慮対象となっている児童・生徒は、
- 小学校
- 中学校
- 養護学校
を合わせて、約1,850人となっています。
■ 成長とともに突然発症するケースも
食物アレルギーは、乳幼児期だけでなく、成長とともに突然発症するケースもあります。
また、初めての症状が重篤な**「初発アナフィラキシー」**となる例もあり、かなり微量の混入でも対応が必要となる場合があります。
■ 除去食の提供方法
加古川市では、食缶から直接配る方式ではなく、除去対象食材を入れる前の段階で、対象者専用の容器へ先に取り分ける方式を採用しています。
例えば、
- 卵を入れる前
- 牛乳を入れる前
の段階で、対象児童・生徒用の容器へ先に盛り付けを行い、混入リスク低減を図っています。
■ 給食センターの設備
日岡山給食センターと神野台給食センターにはオーブン設備があり、オムレツなどの調理にも対応しています。
さらに、扉で隔離されたアレルギー対応専用調理室も整備されており、専用区画で調理が行われています。
■ 除去食以外の対応
除去食対象ではないものの、温度管理等が必要な場合には、サーモスのような保温ポットを活用して提供されています。
■ 小学校と中学校で異なる運用
● 小学校
担当教員が児童と一緒に配膳室へ受け取りに行く方式。
● 中学校
生徒本人が配膳室へ行き、受け取り時にサインを行う方式。
■ 献立表の公開
市のホームページにも毎月の献立表が掲載されており、家庭でも事前確認が可能です。
また、
- ごま
- アーモンド
- カシューナッツ
などの種実類は小袋で個別提供されるなど、安全面への配慮も行われています。




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