本市における保育・幼児教育の現状と今後の取り組みについてご説明いたします。
■ 待機児童の状況
まず、待機児童の状況でありますが、令和7年4月1日時点において6人となっております。
■ 施設整備と再編の動き
次に、施設整備の動きについてです。
令和8年度には、鳩里保育園、鳩里幼稚園、加古川幼稚園が統合され、新たに「かこいろこども園」が開設されました。
また、別府町幼稚園と浜の宮幼稚園は再編され、浜の宮幼稚園として運営されています。
さらに、平岡地区においては、平岡北幼稚園・平岡東幼稚園・平岡幼稚園を統合し、令和9年度より平岡北幼稚園へ一本化されます。
なお、平岡小学校区の幼児については特殊な運用となっており、中学校区に応じて平岡南幼稚園または平岡北幼稚園へ配属されます。
野口地区では、野口北幼稚園と野口保育園を統合し、「野口こども園」として再編されます。これに伴い、令和9年度以降は野口北幼稚園単独での受け入れは行われなくなります。
■ 幼稚園利用の現状
利用状況については、給食の提供がない幼稚園では近年、利用者数が減少傾向にあります。
一方で、主食費や副食費が不要である点は一定のメリットとして挙げられます。
また、幼稚園は3歳未満児の受け入れができないことや、保育時間が昼過ぎまでであることから、全体として縮小傾向にあります。
■ 保育料の仕組み
保育所を利用する場合には、国の基準に基づき市町村が設定した保育料が発生し、その上限額は自治体ごとに異なっています。
■ 「こども誰でも通園制度」の導入
新たな取り組みとして、「こども誰でも通園制度」を段階的に導入しています。
国のガイドラインでは1時間300円の基準額が設定されております。
令和8年度は以下の施設で実施予定です。
- 4月:都台にこにこ園、とうばんの森こども園
- 5月:ひなたぼっこ、加古のみやこども園、加古川こども園
- 6月:ちいろば保育園
(いずれも法人園)
公立園においても、今後順次対応を進めてまいります。
■ 医療的ケア児への対応
医療的ケア児の受け入れについては、
- 公立:川西こども園、野口こども園
- 法人:鳩の里保育園、第二鳩里保育園
において対応しています。
■ 認定こども園化・閉園
令和8年4月には、兵庫大学附属加古川幼稚園が認定こども園へ移行されます。
一方で、たんぽぽ保育園は閉園となります。
■ 保育士配置の見直し
定員配置については、比較的余裕のある3歳〜5歳児クラスから、需要の高い0歳〜2歳児クラスへ保育士を配置転換し、ニーズに対応しています。
■ 幼児教育センターの取り組み
「かこいろこども園」内に設置された幼児教育センターでは、令和4年度より民間園からの相談にも対応しています。
これにより、民間保育士の孤立防止や支援体制の強化を図っています。
また、文部科学省の方針を踏まえ、
- 公立園と法人園の垣根を越えた連携
- アウトリーチ支援
- 障害児支援の優良事例の横展開
などを推進しています。
■ 今後に向けて
こうした取り組みは、県内の神戸市、尼崎市、明石市、豊岡市、伊丹市、宝塚市、西脇市、加東市などでも進められています。

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